こんにちは!秋富です。
「農業を仕事にしてみたい」と思ったことはありませんか?
最近は、農業生産法人などの企業に雇用されて農業をする、「サラリーマン就農」という働き方が増えています。
私も2023年からサラリーマン就農して、日々農業にチャレンジしています。
現在、求人情報を探す際には、主にウェブを利用することが一般的です。
もちろん農業関連の求人情報もウェブで検索することが可能です。
これらの求人サイトを利用することで、時間や場所を選ばずに求人情報を探すことができ、求職活動をスムーズに進めることが可能となります。
また、最近では農業関連の求人情報に特化したサイトも存在します。
ここでは、農業関係の求人情報を探せるウェブサイトをいくつか紹介します。
農業関係専門の求人サイト
意外(?)なことに、世の中には農業関係の求人に特化して扱うサイトがあります。
ここでは3つのサイトを紹介します。
(1)あぐりナビ
(2)農家のお仕事ナビ
(3)農業ジョブ
専門サイトを使うメリット
農業関係専門の求人サイトを活用するメリットについて説明します。
まず、当然と言えば当然ですが、大手転職サイトと比べて農業関係の求人数が圧倒的に多いです。
例えば、『マイナビ転職』で「農業」のワードで求人検索すると30件程度でした。
一方、『あぐりナビ』の求人数は約2,200件、『農業ジョブ』の求人数は約1,100件でした。
各サイトとも、検索条件の設定が可能です。
勤務地や雇用形態だけでなく、農業の種類(稲作、畑作、果樹、畜産など)や職種(農作業員、営業、配送など)、寮や社宅の有無など、細かい条件を設定して求人検索ができます。
次に、各サイトとも転職・求人に関する専門のアドバイザーがいることです。
私は『あぐりナビ』を活用しましたが、アドバイザーさんにはとてもお世話になりました。
企業との仲介をしてくれて、面接の日程調整などの事務的な対応だけでなく、企業が求めていることなどのヒアリングや、企業に直接聞きにくいこと(給与体系や休日など)についてもアドバイザーさんを通して聞いてもらえました。
最初に電話で転職したい時期や希望条件などを話し、それ以降はLINEでのやり取りでした。当時はまだ前職で働いていましたので、都合の良い時間に返信できる等、自分のペースで転職活動ができて大変助かりました。
行政や農協のサイト
都道府県が設置している農業支援センターや農業公社などの団体が求人を紹介している場合もあります。団体によって、Web上で求人検索ができるものや、PDFで一覧を載せているものなど、掲載方法にバラつきがあるので注意が必要です。
また、JA(農協)の都道府県組織が求人サイトを運営している場合もあります。
各都道府県の行政や農協が運営しているサイトを以下にまとめました。
自分の興味がある地域が入っていたら、ぜひ見てみてください。
行政・JAの求人サイトを使うメリット
すでに働きたい場所が具体的に決まっている場合、その地域の求人サイトを活用することで効率的に仕事を探すことができます。
また、民間の求人サイトに載っていない求人が掲載されている可能性があります。
その理由は、求人サイトの掲載料やシステムに違いがあるからです。民間求人サイトの場合、掲載時やマッチングが成立した時などに、企業が掲載サイトに料金を支払うスタイルが基本です。
一方、行政・JAの求人サイトは、民間求人サイトと比較すると掲載料が低価であったり、全く発生しない場合もあります。ですので、民間求人サイトに掲載できないような小規模の農業法人や個人経営で職員を募集している農家などが求人を掲載しやすいようです。
大手転職サイト
最後に、大手転職サイトで農業求人を探す場合について説明します。
代表的なのは次の2つです。
(1)マイナビ転職
(2)リクナビNEXT
この記事の冒頭で説明したように、大手転職サイトの農業求人の数ははっきり言ってかなり少ないです。しかし、大手転職サイトの掲載料を支払うことができるくらい潤沢な資金のある企業が求人を載せている場合が多いと思われます。
実際、大手テーマパークが経営する農園、大手流通事業者の農業部門などの求人がありました(2024年4月現在)。
大手=安定、とは必ずしも言えませんが、そういった条件で農業をしてみたいという方は、このような大手転職サイトに載っている求人を検討してみるのもアリだと思います。
まとめ
この記事では、農業関係の求人が載っているサイトについて説明してきました。
私個人としては、まずは農業関係専門の求人サイトを活用してみることをおススメします。
専任アドバイザーさんにも積極的に頼りましょう。
一方で、転職時に希望する条件によっては、行政やJAの求人サイトや大手転職サイトが役に立つ場合もあります。
色々な求人を探しつつ、自分の希望条件や将来の目標を考えて自己分析をし、自分に合った会社を見つけることが重要です。ミスマッチを少なくして、自分の理想の会社を見つけてください。
それでは!
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