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読書会に参加したことない人向け!読書会の選び方と準備について解説します

読書

こんにちは!秋富です!

みなさん、読書会って参加したことがありますか?

興味があるけどどうやって参加したらいいか分からない

いきなり知らない人達と話すのは敷居が高い

そんなことを考えて、なかなか参加できずにいる人に伝えたい。

興味があるなら、絶対に参加した方がいい!

この記事では、これまで5つの読書会に参加している私から、読書会の選び方や準備などについてお伝えします。

読書会に参加すべき人

選び方の前に、読書会に参加した方がいい人についてお話します。

  • 読んだ本の感想を誰かに伝えたい人
  • 本は読むけど一定のジャンルや作家に偏りがちな人
  • 読書をする習慣があまりない人

まず、読んだ本の感想を誰かに伝えたいと思っている人。

読んだ本の感想をSNSなどで発信している人や、ものすごく面白い本に出合って、その面白さをみんなに知ってほしいと思っている人たちです。

本の感想を自分の言葉で、目の前の相手に伝えることができるのが読書会です。

その場で参加者から反応をもらえたり、同じジャンルが好きな人と話が盛り上がったりします。

次に、本は読むけど読むジャンルや作家が偏りがちな人。

私個人としては、ジャンルや作家が偏っているのはすごく良いことだと思います。

自分の好きやこだわりを持っている人、あこがれます。

そういう人が読書会に参加すれば、きっと自分の知らなかった新たな世界が広がります。

私の場合、それまで詩に全く興味なかったのですが、とある読書会で紹介された田村隆一の『腐敗性物質』という本をきっかけに、現代詩もよく読むようになりました。

最後に、読書習慣があまりない人。

そういう人にこそ、ぜひ読書会に参加してほしいです。

読書会によっては、自分が本を紹介しなくても参加OK(周りの話を聞くだけ)なものもありますので、そういう読書会に雑談をしにいく気持ちで気軽に参加してみてください。

参加者の熱の入った本の紹介で、その本を読んだ気分になれますし、何より紹介された本や、読書そのものに興味を持てると思います。

読書会のメリット

【1】内容についての理解が深まる
【2】プレゼンスキルが身につく
【3】読書の幅が広がる
【4】友達が増える

他人に説明をするために、自分なりに本の内容を整理したり、印象に残った場面などを振り返ったりすると思います。

そうすると、読んだだけの時よりも、さらに深く内容を理解することができます。また、何度も読むことで、最初に読んだときは気づかなった新たな発見もあります。

慣れてくると、聞いている人に分かりやすく、興味を持ってもらうような紹介にしようという意欲が湧いてきます。

話す内容だけでなく、話す速さや声のトーンなど、創意工夫が出てきます。

さらに、人前で話す度胸もつきます。

このような経験を積むと、仕事で誰かに説明する時や自分の意見を言う時に分かりやすく話すことができるようになります。

自分が普段読まない本について、他の人から熱意をもって語られることで、読みたい本がどんどん増えていきます。

新しい作家、新しいジャンルなど、これまで知らなかった世界がどんどん広がっていくでしょう。

ドはまりする本や作家と出会うことも珍しくありません。

私の実体験を一つお話しします。

とある読書会で、M・W・ クレイヴンの『ミステリーサークルの殺人』という推理小説が紹介されました。

それまでは海外ミステリーにはあまり興味がなかったのですが、その方のプレゼンがとても上手かったので、その読書会の帰りに早速本屋で買ってしまいました。今では同じ作者の新作が出るたびに買っています(笑)

読書会は年齢・性別や職業など関係なく、本や読書に関心があるという共通点がありますので、普段のコミュニティ(家族や仕事等)で関わらないような人と知り合うことができます。

リアル開催の読書会では終了後に懇親会があるものもあります。また、読書会によってはグループLINEを開設していたり、SNSで情報発信したりしている場合もありますので、読書会以外でも情報交換ができます。

人によっては、読書会で会ったあと、SNSなどで交流していることもあるようです。

読書会の選び方

世の中に読書会はたくさんあります。

ありがたいことなんですが、たくさんありすぎて、初めて参加する人はどれを選べばいいか分からないと悩むこともあります。

そんな人に、読書会を選ぶときのポイントを紹介します。

大きく、リアル開催オンライン開催があります。

リアル開催はどこかの会場に参加者が集まって行います。オンラインはZoomなどを使ってインターネット上で行う開催方法です。

最近はオンラインでの開催がかなり増えている気がします。オンラインは住んでいる場所に関係なく参加できるので便利ですが、ネット環境が整っている必要があります。また、ZoomなどのWebミーティングアプリのダウンロード等も必要になってきます。

リアル開催はそのような準備は必要ありませんが、自分が行くことのできる場所で開催されないと参加は厳しいでしょう。

全く何も指定がない場合もあれば、ジャンルや作品が指定されている読書会もあります。

ジャンル指定とは、例えば「小説のみ」や「海外文学作品限定」など。

作品指定とは、例えば、三浦しおんの『風が強く吹いている』という小説の感想をみんなで言い合う、などです。

私が参加した読書会では、ジャンルや作家は自由ですが、「運命に関する本」や「夏を感じる本」がテーマになったこともありました。

同じ読書会が毎回テーマを変える場合もありますし、ずっと特に指定がない読書会もあります。

さていよいよ選び方ですが、

身も蓋もないことを言いますが、読書会によって雰囲気はそれぞれ違っていて、一度参加してみないと自分に合うかどうかは分かりません。

ですので、深く悩まず小さなきっかけで読書会を選んでみることをお勧めします。

家の近所でやっているとか、Web開催なので場所関係なく参加できそうとか、自分の興味のある本や分野がテーマになっている、などなど。

少しでも「おっ」と思った読書会に参加してみてください。

読書会は参加費もそんなに高くないし(たいていは)、残念ながら一度参加してみて合わないと思ったら別のを探しても良いと思います。

読書会の準備

【1】読書会を探そう
【2】本を決めよう
【3】話すことを考えよう

まずは読書会を探してみましょう。

私はPeatix(ピーティックス)という、イベント・コミュニティ管理サービスを利用しています。

お出かけ・学び・体験が見つかる ピーティックス | 日本最大級のイベント・コミュニティサービス

読書会のイベントが豊富ですし、Peatix上から参加申し込みや精算、メッセージのやり取りができるので便利です。

また、読書会専用の告知サイトもありますので、こちらも活用できると思います。

【読書会へ行こう!】読書会情報サービス ‐ 国内最大級の登録数

また、地域コミュニティセンターや生涯学習センターなどに行くと、リアル開催の読書会がポスターやチラシで案内されていることもあります。私の実体験として、生涯学習センターのチラシがきっかけで参加するようになった読書会があります。

読書会のテーマをふまえて、紹介する本を選びましょう。

最近読み終わった本や今読んでいる本、ずっと好きなお気に入りの作品など、自分が少しでも語れる本を選びましょう。

個人的には、この本を選ぶ時間が一番悩ましく、そして楽しいと感じます。

紹介する本が決まったら、話す内容を整理しましょう。

人に話すのだから、内容を全て把握しないといけないのかな。自分の意見もしっかり言えないとダメかなあ

そんなことはありません

読んでみて感じたこと(面白いと思ったところ、印象的なセリフなど)、なぜこの本を読もうと思ったかなどなど。何でも良いです。

話す内容が薄いなーと思っても大丈夫。他の参加者が話を広げてくれるはず。何とかなります。

私の体験ですが、ある読書会で堀江敏幸の『燃焼のための習作』という本を紹介しましたが、結構クセのある作品だったこともあり、紹介が表面的なものになってしまいました。しかし主催者の方が著者についてとても詳しく、経歴やおすすめの作品なんかも話してくれて場が盛り上がりました。私自身、その影響で著者の他の作品も読むようになりました。(ちなみに私のおすすめは『雪沼とその周辺』です)

話す内容をまとめる場合、まず文字にしてみることをおすすめします。

当日のメモとしても使えますし、何より頭の中が整理できます。

人前で話すことに慣れていない人は、一度書いたメモ等を見ながら声に出してみましょう。

私も、毎回話す内容をメモアプリに整理して、声に出しておくようにしています。

最後に

読書会は、あなたが思っているほど敷居は高くありません。

しかも、内容について理解が深まる、プレゼンスキルが身につく、読書の幅が広がる、友達が増える、といったたくさんのメリットがあります。何より楽しいです。

読書が好きな人もそうでない人も、少しでも興味を持った読書会を見つけたら、ぜひ気軽に参加してみてください。

読書会を通して、あなたの読書ライフがより素敵なものになりますように。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人
秋富 敬

農協の全国組織で十年ほど勤めた後、北海道の農業生産法人に転職。
日々、農業やそこで働く人々の人材育成等について考えています。
国家資格キャリアコンサルタント。
社会人のスキルアップのための勉強や、教養を得るための講座受講など、様々な形で学ぶことが好きです。
読書も好きで小説や民俗学、歴史の本をよく読みます。
農業や人材育成、読書のことなど、誰かの役に立つ情報を発信していきます。

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